【HSK6級作文】文章を読み解くために必要な”六要素”とは?

六要素

こんにちは!

【2020年】HSK6級作文(书写)で8割取れた、私の試験対策まとめという記事に、たくさん反応をいただきました!

こちらの記事では、10分間の読み取り時間の中で、覚えるべき文章の”六要素”というものをご紹介していました。

今回は、私が具体的にどうやってこの六要素を読み取る練習をしたか、ちょっと掘り下げてご紹介したいと思います。

HSK6級の作文対策について、まずは全体像を知りたいという方は、こちらの記事から読んでみてください!

【2020年】HSK6級作文(书写)で8割取れた、私の試験対策まとめ

六要素とは

六要素とは、孔子学院のYoutube『新HSK应试全解析 六级』のテキストで紹介されている情報の整理の仕方です。

  1. 時間…文中の出来事はいつ起こった?
  2. 場所…文中の出来事はどこで起こった?
  3. 人物…文中にどんな人が出てきた?
  4. きっかけ…出来事はどうやって起こった?
  5. 経過…出来事の経過、話のいきさつ
  6. 結果…出来事はどうやって終わったか?人物がどうなったか?書き手の言いたいことは何?

これを読み取り10分間の時間内で、頭の中で整理していく必要があるんですが、普段からニュアンスで生きている私にはかなりハードルが高い試練でした。笑

しかも、本格的に作文対策を始めたのは試験の1ヶ月前。

もう最後の悪あがき状態でしたが、このポイントは絶対に押さえたほうがいいと思ったので、地道に練習することにしました。

練習方法

①文章を見ながら、六要素の表を埋める

『新HSK应试全解析 六级』のテキストに、六要素を書き出すための表が用意されています。

最初はお手本を見ながら、同じように要素を表に書き出し埋めていく作業をしました。

六要素の表の画像

斜めで、字も汚いですがこんなか感じで練習しました

上の画像のお手本がこちら。

お手本の画像

はい、めちゃシンプルですね。

正直、文を読みながら表を埋めるのも最初は難しかったです。

さらにこの練習には正解がないので不安になりますが、六要素を意識して文章を読むことで、だんだんこれだ!というポイントをつかめるようになっていきました。

②実際に10分間メモなしで読んで、後から書き出してみる

文章を見ながら表を埋めることに慣れてからは、本番同様10分間メモを取らずに文章を読み、後から六要素を書き出す練習をしました。

こんな感じでノートに自分で表を書いて、埋めていきます。

六要素の手書きの表

こんな感じで走り書きです

これには正解がないので、自分が納得するまで読んで・書いてを繰り返しました。

③本番形式で作文にしてみる

①②に慣れたら、いよいよ本番形式で作文を書いていきます。

しかし、いきなり解答用紙を目の前にすると、びっくりするほど筆が進みません。笑

日ごろからアウトプット、しかも手で文章を書く練習をしておけばよかったなぁと痛感しました。。

自分で書いた作文は、マンツーマンレッスンをしてもらっている先生にLINEで送って添削をしてもらいましたが

HiNativeなどの言語交換サイトで意見をもらうのもいいのではないかな?と思います。

六要素がつかめるようになれば、まずは安心!

今回は六要素を抽出する練習にフォーカスしてみました。

10分間で記憶できるものは限られるので、効率よく必要な情報を覚えていくことが大切です。

逆に言うと、この六要素を押さえておけば、単語や表現が多少本文と違っていても話の流れを正しく書くことができるので、確実に得点につながります。

必ず身に着けておきたいテクニックなので、ぜひ活用してみてください!

ではまた♪